2005年 12月 21日
「暗闇美術館」開催 |
中平千尋です。
12月20日午後6時から7時半まで、本校において「暗闇美術館2005」が行われました。選択美術「五感でアート」を受講している39名の中学2年生による全17作品を、真っ暗な放課後の校舎内に展示しま
した。
今回は特別に長野在住のアーティストで「ながのアート万博」事務局の宮沢真さんが参加され、購買部に4作品を展示してくださいました。写真は、その一つ「影の名前」という作品です。暗闇と光をうまく使っているなあと思いました。生徒や保護者、学校職員も感心して見ていました。
午後6時。開館時間です。ぎりぎりまで準備していた生徒も、15人ほどの保護者も、みんな懐中電灯片手に鑑賞開始。いつも見慣れている教室や階段が不思議な空間に変わっており、「おーきれい!」「おもしろいなあ」と歓声をあげていました。
教室にある扇風機に蛍光塗料を塗った傘をぶら下げ、回転させながら上下させる「キノコの山」、比較的狭い空間に布をぶら下げた「ヒモ」という作品。空間や設備をうまく利用した作品が多かったです。
一番参加者に好評だったのは、教室にテレビを五台設置、ノイズ画面にして、ブラウン管の上に小さい穴を無数に開けた黒い画用紙を貼り、ちかちかと光りが動く「キラキラ」という作品でした。窓からは遠く夜景が見え、作品のキラキラと夜景が一体化していました。
そのほか、お面をかぶった生徒3名が真っ暗な理科室内で、無言で手作りクッキーを配って食べていただく「夜のパーティー」も、暗闇で味覚で味わう作品として好評でした。
参加された長野県信濃美術館の学芸員・伊藤羊子氏からは、「学校の施設をうまく取り入れ、鑑賞者の視線を意識した作品づくりをしている」との講評をいただきました。また、2月に長野県信濃美術館が「善光寺灯明祭り」とタイアップしておこなう夜間開館のイベント「夜のやねうら美術館」に、生徒作品を是非展示したいとのことで、生徒たちは「やねうらも楽しみだなあ」と今からやる気満々です。
極寒の夜の校内。しかし作品はどれもホットなものばかりでした。
12月20日午後6時から7時半まで、本校において「暗闇美術館2005」が行われました。選択美術「五感でアート」を受講している39名の中学2年生による全17作品を、真っ暗な放課後の校舎内に展示しま
した。
今回は特別に長野在住のアーティストで「ながのアート万博」事務局の宮沢真さんが参加され、購買部に4作品を展示してくださいました。写真は、その一つ「影の名前」という作品です。暗闇と光をうまく使っているなあと思いました。生徒や保護者、学校職員も感心して見ていました。
午後6時。開館時間です。ぎりぎりまで準備していた生徒も、15人ほどの保護者も、みんな懐中電灯片手に鑑賞開始。いつも見慣れている教室や階段が不思議な空間に変わっており、「おーきれい!」「おもしろいなあ」と歓声をあげていました。
教室にある扇風機に蛍光塗料を塗った傘をぶら下げ、回転させながら上下させる「キノコの山」、比較的狭い空間に布をぶら下げた「ヒモ」という作品。空間や設備をうまく利用した作品が多かったです。
一番参加者に好評だったのは、教室にテレビを五台設置、ノイズ画面にして、ブラウン管の上に小さい穴を無数に開けた黒い画用紙を貼り、ちかちかと光りが動く「キラキラ」という作品でした。窓からは遠く夜景が見え、作品のキラキラと夜景が一体化していました。
そのほか、お面をかぶった生徒3名が真っ暗な理科室内で、無言で手作りクッキーを配って食べていただく「夜のパーティー」も、暗闇で味覚で味わう作品として好評でした。
参加された長野県信濃美術館の学芸員・伊藤羊子氏からは、「学校の施設をうまく取り入れ、鑑賞者の視線を意識した作品づくりをしている」との講評をいただきました。また、2月に長野県信濃美術館が「善光寺灯明祭り」とタイアップしておこなう夜間開館のイベント「夜のやねうら美術館」に、生徒作品を是非展示したいとのことで、生徒たちは「やねうらも楽しみだなあ」と今からやる気満々です。
極寒の夜の校内。しかし作品はどれもホットなものばかりでした。
by togabi
| 2005-12-21 20:58
| とがび周辺情報